脊柱管狭窄症
- 歩いたり、腰を反ったりすると、お尻や両足に痺れや痛みが出る
- 前屈姿勢になると、痛みや痺れが軽減する
- しばらく歩くと痛みや痺れが出るが、休憩すると軽減する
- 自転車を漕いでいると痛みが出づらい
- 脊柱管狭窄症と診断された
脊柱管狭窄症とは|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、脊柱管という神経が通るトンネル状の管が、骨の変形などによって狭くなり(狭窄)、神経や血管が圧迫されて、腰や足に痛みや痺れを起こす疾患です。
症状が出る部位は首と腰に多く、それぞれ頚部脊柱管狭窄症、腰部脊柱管狭窄症と呼ばれます。すべり症や椎間板ヘルニアなど別の疾患に続発して発症することもあります。
20-40歳以上に好発する椎間板ヘルニアに比べて、脊柱管狭窄症は40歳以上の中高年世代に発症しやすいと言われています。
脊柱管狭窄症の症状とは|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
脊柱管狭窄症の主な症状は、歩行時や立っている時のお尻から足にかけての痺れです。腰痛はあまり強くなく、安静時には症状はほとんどありません。
そして、脊柱管狭窄症の最も特徴的な症状は「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」です。
間欠性跛行とは、歩くことで痛みや痺れといった症状が出現したり悪化しますが、しゃがんだり、前かがみの姿勢をとったり、一定時間休憩をすると、再び歩けるようになるという症状です。
また、長時間の歩行は症状があり困難な場合も、自転車に乗ることは長時間可能なことがあります。
脊柱管狭窄症は、進行すると下肢の筋力が低下したり、排便や排尿に支障が出ることもあります。
脊柱管狭窄症は、神経が圧迫される場所によって、大きく3つに分類されます。
1馬尾型(ばびがた)
馬尾とは、脊柱管を通る神経の束で、馬尾から分かれた神経は左右の足に伸びていきます。そのため、馬尾が圧迫されると症状が出現します。
症状は、両側の足にみられ、痛みよりも痺れやだるさといった症状が出ます。
また、進行すると、膀胱直腸障害と呼ばれている、排尿障害や排便障害が起こる可能性があります。
2神経根型(しんけいこんがた)
神経根とは、馬尾から左右に分かれた神経の根本の部分です。この部分が圧迫されることで、症状が現れます。
神経根型の場合、圧迫されている神経根によってしびれや痛みの出る部位や範囲は異なり、多くの場合左右どちらかのお尻から足にかけて痛みが出ます。
3混合型
馬尾型と神経根型の両方の症状がみられます。
症状が悪化すると、足に力が入りにくくなったり、排尿・排便障害がみられるようになります。このような症状がある場合には、手術が必要になることがあるため、早急に病院へ受診することをお勧めします。
脊柱管狭窄症の原因とは|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
脊柱管狭窄症は、字の通り「脊柱管」という神経のトンネルが、「狭くなる(狭窄)」ことが原因で発症します。
脊柱管が狭くなる要因には、加齢により靭帯や椎間板が変形したり、骨粗鬆症などにより腰椎が圧迫骨折を起こすことなどが挙げられます。
上記の他に、激しいスポーツをしたり、重い物を持つお仕事をされていたり、中腰姿勢が多いなど、腰に負担がかかりやすい動作を繰り返し行うことで、靭帯が分厚くなり、神経を圧迫することも原因と言われています。
現在は当てはまらなくても、過去に重労働をしていたり、激しいスポーツを行っていたり、「すべり症」や「椎間板ヘルニア」の既往歴がある方は、脊柱管狭窄症の発症リスクが高くなります。
先天性の原因として、生まれつき脊柱管が狭いことで脊柱管狭窄症を発症することもあります。
脊柱管狭窄症の施術方針|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、脊柱管狭窄症を発症する理由の一つとして、「身体の使い方」があると考えています。
生活の中で、不良姿勢や腰に負担のかかる動作を繰り返し行い、腰椎の一部分に過剰に負担がかかると、背骨と骨盤のバランスが崩れます。
背骨も骨盤も身体の軸なので、全身のバランスや重心の位置も同様に崩れていきます。その結果、腰をはじめとした様々な関節や筋肉に過剰な負担がかかりやすくなり、痛みや痺れなどを起こします。また、加齢や運動不足などにより、筋力や柔軟性が不足することでも、骨盤や背骨を正しい位置に保つことが難しくなり、身体の悩みが出やすくなります。
脊柱管狭窄症も例外ではなく、関節や筋肉の負担の増加や柔軟性の低下は、腰椎にかかる負担を増大させる原因になります。
脊柱管狭窄症は日常生活の動作や姿勢、既往歴や運動歴が発症に関係しています。
そのため、症状や経過だけで無く、患者様自身について詳しくお聞かせいただき、脊柱管狭窄症の根本の原因を探します。
西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、お話をお聞きした後、お身体の状態について触診や視診、テスト法などを用いて詳しく確認します。症状が出ている患部だけではなく、お身体全体のバランスを見させていただき、身体に使い方の癖や原因の特定をしていきます。全体のバランスを見ることで、正しい身体の動きや姿勢を作りやすくなり、脊柱管狭窄症の早期改善や再発防止に繋がります。
また、脊柱管狭窄症は自宅でのお身体のケアが非常に大切です。
ご自宅でできる簡単なトレーニングやストレッチの指導もいたします。
筋力と柔軟性をアップさせることは、良い状態の維持や再発予防をするだけでなく、ほかのケガの予防にもなります。
足のしびれや痛みでお悩みの際には、西多摩郡瑞穂町あい整骨院までお気軽にご相談ください。
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