腰椎分離症
- 慢性的に腰痛がある
- 長時間歩くことが出来ない
- 下半身に痺れや痛みがある
- 腰を反ると痛い
- 運動時、腰に激痛が走る
腰椎分離症とは|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
腰椎分離症は、腰を反る・捻るといった動きや跳ぶ動作を繰り返し行うことで発生する、腰椎の椎弓の疲労骨折です。成長期の子どもによく見られます。特に同じ方向に動作を繰り返す野球やサッカー、バレーボールなどのスポーツを行っている成長期の子供に起こりやすいと言われています。
腰椎は第1腰椎~第5腰椎の5つの椎骨で構成されています。
椎骨の前方を椎体、後方を椎弓(ついきゅう)といいます。椎弓は椎骨から出ているアーチ状の部分です。椎弓の一部は衝撃に弱いため、スポーツなどで腰に負担がかかる動きを繰り返していると、疲労骨折を起こして亀裂が入り、椎体と椎弓が分離します。この状態を腰椎分離症と言います。また、椎骨には棘突起という部分があり、その棘突起を押した際に痛みが出たり、腰を反らした際に痛みがあるのが腰椎分離症の特徴です。
腰椎分離症の好発部位は、脊柱の構造上、傾斜が大きく、圧力がかかりやすい第5腰椎です。
腰椎分離症の症状|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
腰椎分離症の主な症状は、腰痛です。
ほとんどの場合、運動時や運動直後に症状が現れます。また、運動以外にも長時間立ちっぱなしでいたり、中腰の体勢でいると症状が出ます。
腰痛以外では、お尻や太ももの鈍い痛みや重さ、だるさが挙げられます。
痛みの現れる場所は、1つの椎骨に2本ある椎弓の右・左・両側のどこが疲労骨折や分離を起こしているかによって変わります。
椎体と椎弓が完全に分離すると、分離部分は「偽関節」というグラグラな状態になります。この状態は腰椎分離症の終末期と呼ばれる病期になり、症状に下肢痛が出たり、分離部分の炎症により水が溜まるようになります。
腰椎分離症は、安静時に痛みがないこともあるため、発症していることに気づかない場合もあります。そのため、年を重ねてから腰痛でレントゲンを撮った時に発覚するケースもあります。
安静にしていると1か月ほどで症状は落ち着きますが、骨が癒合していない場合、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症になるリスクが高くなります。
腰椎分離症の原因|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
腰椎分離症は、まだ骨が完全に形成されていない10代の成長期の子供やスポーツ選手の過度の運動が原因であることが多いです。
野球やサッカー、バレーボール、柔道、ラグビーなどのジャンプや腰のひねる動きが多い競技の過度な練習やオーバートレーニングを行うことで発症します。しかし、練習やトレーニングをたくさん行うと必ず腰椎分離症になるというわけではありません。
一般の人でも約5%、スポーツ選手で30〜40%が腰椎分離症を起こしていると言われています。
腰椎分離症の施術方針|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、腰椎分離症の原因は「身体の使い方」にあると考えています。
関節はそれぞれ構造に合った役割を担っています。
構造上の役割以上の動きや負荷をかけることが痛みやケガに繋がります。
腰椎は、「スタビリティ関節」といって関節を「固定」して使う役割を持っています。
しかし、実際には「腰を捻る」「腰を回す」などといった、役割と反対の動作を求められることが多くあります。実はこれが腰のケガの原因の一つなのです。
腰椎とは反対に、上下の胸椎や股関節は「モビリティ関節」といって関節を「動かして」使う役割を持っています。モビリティ関節は、スタビリティ関節が固定の役割を果たすことで、動く役割を十分に果たすことができる関節です。
つまり、スタビリティ関節である腰椎が動いてしまうと、モビリティ関節の胸椎や股関節は十分に動く役割を果たすことができません。反対に、胸椎や股関節が硬く、動く役割を果たせないと、腰椎は動かざるを得ないのです。
腰椎分離症は、身体の使い方や関節の連動が原因で発症します。
そのため、まずはどんな体の使い方をしているのか、身体にどんな癖があるのか、身体のバランスはどうなっているのかを検査やカウンセリングを行いながら確認し、腰椎分離症が発症した大もとの原因を探します。
強い痛みや炎症が見られる場合は、アイシングや抗炎症作用のある湿布等を用いて炎症の抑制を行います。また、腰部を安静に保つ身体の使い方を指導します。
痛みや炎症が落ち着いてきたら、再発予防と競技パフォーマンス向上のために、正しい身体の使い方を指導します。柔軟性アップや筋力アップが必要な部位にはそれぞれに合ったトレーニングやストレッチ方法を指導します。また、スポーツを行う際には、セルフケアがとても重要になります。ご自宅でもできるトレーニングやストレッチ指導のほか、プロテインなどの栄養に関するアドバイスもいたします。
痛みがあり、ケガをしている期間はとても辛いと思います。
しかし、その時期にしかできないことをしたり、その時期で経験したことが、きっと今後の競技生活を彩りあるものにしていきます。西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、彩りある明るい未来のためのサポートをしていきたいと考えています。
腰の痛みや違和感、お身体のお悩み、なんでも西多摩郡瑞穂町あい整骨院にご相談ください。
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