ストレートネック
- 慢性的な肩こりや、日常的に首・背中の痛みがある
- 頻繁に寝違えを起こす
- 肩こりや首の張りがあり、仕事や趣味に集中できない
- 頭痛や目の疲れがある
- 病院で検査を受け、ストレートネックと言われた
ストレートネックとは|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
ストレートネックやスマホ首という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。ストレートネックは、現代病と言われるほど悩みを抱えている人が多くいらっしゃいます。
ストレートネックとは、病名ではなく、身体の中心から頭の位置がずれ、本来の頚椎のカーブが失われた状態(真っすぐになった状態)のことを指します。本来であれば、頚椎は緩やかなカーブ(前弯)を描いています。しかし、長時間のデスクワークやスマホの見過ぎによる前傾姿勢が続くことによって、頸椎が真っ直ぐになり、本来のカーブ(前弯)が失われた状態(ストレートネック)になります。
首は、平均5㎏ある頭を支えています。
頸椎のカーブはこの重たい頭を最小限の力で身体の真上に保つのに必要な構造なのです。頸椎のカーブが失われた状態が続くと、体と首の位置関係が崩れ、頭の重さを支える筋肉が過負荷になり、筋緊張が強くなることで、コリ感をはじめとした様々な症状を引き起こします。
代表的なものでは「胸郭出口症候群」「頚椎ヘルニア」「頚椎症」「緊張性頭痛」などがあります。
ストレートネックの症状とは|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
ストレートネックになると、身体に様々な不調が起こりやすくなります。
特に多い症状は、
・首を動かした時に痛みや違和感
・肩こり
・手や腕のしびれ
・頭痛
・頭重感
・めまい
・吐き気
などが挙げられます。
ストレートネックによる【頭痛】は、首や肩の筋肉が筋緊張を起こすことで起こります。
首や肩の筋肉が硬くなることで、血管が圧迫されて、脳への血液循環が悪くなり、緊張型頭痛などの頭痛を起こします。また、脳への血液不足は【めまい】を引き起こします。さらに、後頭部には目と影響し合う筋肉があるため、首の筋肉の硬さは眼精疲労にも影響を及ぼします。
ストレートネックなると、本来あるべき頸椎のカーブがなくなるため、衝撃吸収するクッションのような役割を持つ「椎間板(ついかんばん)」に負荷がかかるようになります。そのため、椎間板が押しつぶされて「頚椎椎間板ヘルニア」になりやすくなります。つぶれて飛び出た椎間板が、神経を圧迫することで指や手に痺れが出たり、手の筋力低下が起こることがあります。
※詳しくは椎間板ヘルニアをご覧ください。
また、手指の痺れは「胸郭出口症候群」という疾患の可能性もあります。ストレートネックなどの不良姿勢やデスクワーク等によって、首や胸の筋肉に負荷がかかり、手や指につながる神経や血管を圧迫することで痛みや痺れなど症状が現れます。
※詳しくは胸郭出口症候群をご覧ください。
また首には、「自律神経」という神経が通っています。
自律神経は2種類あり、興奮や緊張するときに優位に働く「交感神経」と、休息時やリラックス時に優位に働く「副交感神経」に分けられます。この二つは自分の意志とは関係なく常に働いている神経で、場面に応じて優位な神経が自動で切り替えられます。
しかし、ストレートネック等で、筋肉が過緊張を起こすと自律神経のバランスを乱します。乱れた自律神経は、全身の倦怠感や異常な発汗などの身体症状に加え、情緒が不安定になったり、気分が落ち込んだりといった精神症状を引き起こす原因になります。自律神経の乱れによって生じるので、「自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)」と呼ばれます。
※詳しくは自律神経失調症をご覧ください。
ストレートネックの原因とは|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
ストレートネックは「スマホ首」ともいわれ、パソコンやスマホの普及によって近年増加傾向にあります。
人の頭は体重の10分の1程度の重さがあるとされ、頭を支えている首には重力の影響もあり、常に負荷がかかっています。
頚椎のカーブが正常な場合、首にかかる負荷は4㎏から6㎏程度とされおり、この程度の負荷による筋緊張であれば、一晩休むことで回復が期待できます。
しかし、顔を前に傾ける角度が大きくなるにつれ、首にかかる負荷も増していきます。
この負担は、身体の中心に対して顔の俯きが
・0°のとき4-5㎏(ボーリングボール9-11ポンド)
・30°のとき20㎏(瓶ビール1ケース分)
・60°のとき30㎏(電動自転車一台分)
にもなると言われています。
ものに置き換えると首にかかる負担の大きさがイメージしやすいかと思います。いくら負担が大きいとわかっていても、現代ではパソコンやスマートフォンを見ることが生活で必須になってきました。パソコンやスマホを見る姿勢が長時間続くと、腰や背中が丸くなり、顎が前に突出して、頭が前方に出る姿勢になりやすくなります。この姿勢では、首や脊柱のカーブがない、ストレートネックの状態になります。
一時的な不良姿勢であれば、正しい姿勢に戻すことでカーブを取り戻すことができますが、毎日や長時間が繰り返すと関節や筋肉が固まり、頸椎のカーブが減少して、カーブが戻らなくなっていきます。
大もとの原因には、下記が挙げられます。
・デスクワーク時の姿勢
→画面をのぞき込むような頭が前に出る姿勢などが挙げられます。
・座り姿勢や立ち姿勢時の猫背
→猫背になると、骨盤は後ろに傾くため、身体はバランスを取ろうと、頭を前方にする傾向があり、その結果、前かがみの姿勢になります。
・毎日使う枕の高さ
→極端に高さのある枕の使用はストレートネックを誘発します。
・骨盤の傾き
→骨盤や股関節のバランスの乱れは、全身のバランスに大きく影響します。
頸椎を含む脊柱は骨盤から繋がているので、骨盤のバランスの乱れは首への負荷に大きく影響します。
・外反母趾や偏平足
→足の親指が内側に曲がる外反母趾や土踏まずのアーチが浅い偏平足もまた、全身のバランスや重心の位置に大きく影響するため、首への負荷の原因となります。
・職業や競技特性
→特殊な姿勢が必要な競技やお仕事をされている方は、首への負担もかかりやすく、ストレートネックの状態になりやすいと言えます。
ストレートネックの施術方針|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、十分な時間を設け、患者様お一人おひとり異なるストレートネックの症状や悩みをしっかりとお伺いします。また、ストレートネックのの症状だけではなく、お仕事や趣味など、患者様の日常生活について詳しくお聞かせいただいて、症状の根本的な原因を探します。ストレートネックは日常生活の姿勢や動作が大きく関係しているので、患者様の日常をお聞かせいただくことが非常に重要になります。
また、お話を聞いた後、お身体の確認をしていきます。首周りの状態の確認だけではなく、重心や立ち方、座り方、骨盤の位置や向きなど患者様のお身体全体を見させていただき、先ほど伺ったお話と合わせて根本の原因を探し、施術プランを作成します。
ストレートネックの基本的な原因は「姿勢」ですが、不良姿勢の原因は人により様々です。
姿勢は、背骨だけでなく、骨盤、股関節、足部、体幹、頭の位置などが関わり合い形成されます。
そのため、単に首の周りをほぐしたから良くなるということはありません。姿勢のどこにエラーが起こり、そのエラーがなぜ起こったのかを知ることが非常に大切です。
西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、過負荷により硬くなった筋肉の筋緊張を緩和し、患者様それぞれに合わせた姿勢改善をしていくことで、ストレートネックの症状の緩和をしていきます。
正しい姿勢の保持には、筋力と柔軟性が必要です。そのため、徒手の施術だけではなく、ストレッチやトレーニングの指導も行います。
また、姿勢は常に正しい状態が保てるというわけではありません。
お仕事や家事、育児、趣味、競技特性など、崩さざるを得ない場合も多くあります。
そのため、筋肉が固まってしまう前のケアが非常に大切です。ご自宅でも取り組める簡単なストレッチやトレーニングもお伝えいたします。
ストレートネックや、肩の痛みなどでお悩みの方は、一度西多摩郡瑞穂町あい整骨院にご相談ください。
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