足底筋(腱)膜炎
- 朝起きて最初の一歩目で足の裏に痛みがある
- 椅子から立ち上がったときに足の裏に痛みがある
- 足の裏が常につっぱっている感じがある
- ランニングやジャンプをしたときに足の裏に痛みがある
- 踵の内側を押すと痛みがある
足底筋(腱)膜炎とは|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
足底筋(腱)膜は、踵(かかと)の骨から足の指の付け根に付着する、腱性の板で、強靭な線維状の組織である膜が扇状のように広がっています。この足底筋膜は、足底(足の裏)にあって足のアーチ(土踏まず)を支える働きとバネとしての作用を兼ね備えています。そのため、足底筋膜は歩行やランニング、ジャンプといった動きの中で足の裏にかかる衝撃を吸収する役割があります。
ランニングやジャンプ系の運動で足への衝撃力が高まれば高まるほど、足底筋膜が受ける負荷は大きくなります。そのためケアを適切に行わないと、疲労が溜まり、硬くなってしまい、衝撃に耐えられない状態になります。
足底筋(腱)膜炎は、硬くなって衝撃を吸収出来なくなってしまった足底筋膜が過度に引き伸ばされたり、ランニングやジャンプ系の運動を繰り返した際の衝撃で、踵の付着部が引っ張られて炎症が生じることで発症します。
他にも走る・歩くという動作にも深く関係しています。
ふくらはぎの筋肉やアキレス腱の柔軟性の低下、足を蹴り出す際に踵を持ち上げる力の低下、足部の機能が低下することで足底筋膜炎に過剰な負荷がかかるなど、足底筋膜炎には様々な要因が関係しています。
また、症状が悪化したり慢性化してしまうと、踵の足底筋膜の付着部に骨棘(こつきょく)という棘のようなものが骨に出来てしまい、痛みや炎症が増してしまうこともあります。
足底筋(腱)膜炎の症状|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
足底筋膜炎は40代~60代に多いと言われています。
症状は主に足裏の痛みで、踵周辺に痛みが集中する場合が多くあります。日常生活では起床時に痛みが出ること多く、歩き出した時や、つま先立ちをしたときに足の裏に痛みや不快感など出るのが特徴です。他にもしばらく歩いていると痛みが出てきてしまうなど、運動の開始時以外にも痛みがある場合があります。
足底筋膜炎は、同じ動作の繰り返しによる疲労の蓄積が原因です。スポーツ障害として見られる事が多く、長距離ランナーなど長年の繰り返しのストレスにより筋膜が変性してしまい痛みや炎症を生じる事があります。立ち上がった時や、階段の上り下りの時、ランニングやジャンプをした時の踵の内側に痛みが出る場合が多くあります。
足底筋(腱)膜炎の原因|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
足底筋(腱)膜炎は様々な原因から炎症を起こす事があります。
その中でも大きく分けて、3つに分類出来ます。
1つ目は血流です。
足の裏やふくらはぎの筋肉の血流が、悪くなっていることが原因で起こります。血流が悪くなると、筋肉や筋膜に疲労物質が蓄積しやすく、必要な酸素や栄養素が行き届かなくなり、筋肉や筋膜が酸欠状態になってしまいます。酸欠状態になった筋肉や筋膜は柔軟性を失い、硬くなるので、足底筋膜の付着部に引っ張られる力が働き、炎症を起こしやすくなります。
2つ目は運動です。
ランニングやジャンプなど足をよく使うスポーツに多いです。地面に着地する際の衝撃や踏ん張る動作などで、足底筋膜に繰り返しの負担がかかることにより、足底筋膜が硬くなります。そうなると、ランニングやジャンプなどの動作で、足の裏にかかる負担に耐えられなくなり、炎症が起きやすくなります。
3つ目は足の形状です。
足のアーチ(土踏まず)が正常に形成されていると、歩行やランニング、ジャンプをした際の衝撃が吸収されて、足への負担が軽減されます。しかし、扁平足(土踏まずが潰れてしまっている状態)や、ハイアーチ(土踏まずが高くなりすぎてしまっている状態)になってしまうと、本来の足の裏の機能が使えなくなります。それにより、足への負担が大きくなり、足底筋膜炎を起こしやすくなります。
また、扁平足やハイアーチは、足関節や膝関節、股関節や骨盤など全身のアライメント(骨の整列)の乱れが原因で生じます。
西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院の足底筋(腱)膜炎の施術方針
足底筋膜炎の治療と聞くとアイシングや安静、患部のマッサージが多いと思います。
また、痛み止めなどの薬物療法が選択されることも少なくありません。
しかし、それだけでは一時的に痛みを抑制するだけで、根本改善になりません。
西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、おひとりおひとり違う原因を見つけるために、丁寧な問診と細かな視診・触診をさせていただきます。
上記で説明した原因の多くは、不良姿勢や骨盤の歪みなどにより、身体のバランスが崩れてしまったことが原因となり、起こることが多いと考えられます。目の前の痛みだけではなく、全身に目を向け、改善していくことが足底筋膜の負担を軽減させ、症状の改善になります。
筋肉をほぐすだけではなく、良い状態を保てるようにすることがとても重要です。
そのため、徒手での施術に加え、簡単なトレーニングやご自宅でもできるストレッチなどの指導もしています。
足底筋(腱)膜炎は早期に施術を開始することが、早期の痛みの改善に繋がります。
お悩みの際にはお早めに西多摩郡瑞穂町あい整骨院にご相談ください。
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