椎間板ヘルニア
- 腰が痛い、前かがみの姿勢がつらい
- 足に力が入りにくい
- 足が痺れる
- 首が痛い、肩こり、背中の痛みがある
- 腕がだるい、手がしびれる、握力が弱くなった
- 排尿・排便がしづらい
椎間板ヘルニアとは|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
まず椎間板とは、髄核というゼリーのような組織とそれを包む線維輪(せんいりん)というコラーゲン組織で構成されています。椎間板は背骨一つ一つの間にあり、主にクッションの役割をしています。そのクッションの役割をしている椎間板が、何らかの原因で障害されて、背骨付近の神経や脊髄を圧迫してしまいます。その結果、首や腰の痛みや、手や足の痛みや痺れが出るのが「椎間板ヘルニア」です。
また、「ヘルニア」とは、臓器や脂肪などが、本来あるべき場所からはみ出してしまった状態のことを意味します。
椎間板ヘルニアは、首(頸椎)、背中(胸椎)、腰(腰椎)の背骨のどこにでも起こる可能性がありますが、近年では、腰の下の方(腰椎下部)での発生が一番多いと言われています。
椎間板ヘルニアは、MRIなどの画像診断で診断が可能です。
西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、徒手での検査や視診・触診を用いて、痛みや痺れの原因を可能な限りで探します。
椎間板ヘルニアの原因|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
椎間板にはほとんど血管がなく、周りの組織から拡散される栄養に頼っています。また、椎間板の中の水分量が、子供だと約9割なのに対して、老年層になると、約6割に低下してしまいます。水分量が減少してしまうと椎間板のクッションとしての役割が弱くなってしまいます。そのため、椎間板は加齢や日常生活の疲労など、様々な原因で弱くなってしまいます。
これが加齢による変化(退行変性)を起こしやすくなる要因のひとつです。
椎間板ヘルニアは、椎間板が弱くなってしまった状態で、重たいものを持ち上げた時や、体をひねる動作などの外力で線維輪に亀裂が入り、髄核が押し出されてしまうことがあります。その結果、神経を圧迫や障害してしまうことをいいます。
飛び出たヘルニアが、神経を圧迫してしまうと、首や腰の痛み痺れ、足や手の痛みや痺れが出現してしまいます。
また、骨の形態異常などの遺伝的な要因や、交通事故などの強い衝撃や、激しいスポーツ(ラグビー、サッカー、野球、バレーボールなど)も椎間板ヘルニアの原因になることもあります。
椎間板ヘルニアの症状|西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院
椎間板ヘルニアによる、痛みやしびれなどの症状の出現は、ヘルニアの発生部位によって異なります。
頸椎椎間板ヘルニアの症状には2つのタイプがあります。
ひとつは首の痛みと片方の肩や手に強い痛みやしびれが生じるもの。
もうひとつは両手に痛みとしびれが出て、箸が使いにくくなったり、ボタンがかけづらくなったりするなど、手指の細かい作業をしにくくなる症状です。
足がもつれたり、歩行に異常が出たり、首から下半身にかけて症状が出ることもあります。
腰椎椎間板ヘルニアでは、腰・臀部の痛み、足の痛みとしびれ、筋力低下、歩行困難などの症状がみられます。特に、腰痛と下肢の痛みが2大症状と言われています。
前かがみになったり、椅子に座るときに、痛みやしびれが強くなることが多くなります。神経の圧迫が進むと、排尿・排便がしづらいといった症状が出ることもあります。
西多摩地区(瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・福生市・青梅市)あい整骨院の椎間板ヘルニアの施術方針
椎間板ヘルニアの約80%は、自然経過で改善していくと言われています。整形外科など病院では、椎間板ヘルニアは急な足の麻痺や、排便や排便の障害がない場合、保存的療法(手術をしない治療方法)を行います。保存的療法には、コルセットの装着や、牽引(けんいん)療法、腰部のマッサージなどがあります。
痛みが強い場合には、鎮痛を目的としたブロック注射を行う場合もあります。内服薬は、筋弛緩剤や消炎鎮痛剤などが用いられます。
これらの保存療法を2~3ヶ月行っても効果のない場合や、痛みが強い場合、または下半身の麻痺や、排尿や排便に異常が出て来た場合は、手術が行われます。
椎間板ヘルニアは、背骨や骨盤の歪みによる不良姿勢や、日常生活や仕事での繰り返しによる、首や腰への負担が原因で起こると考えられます。
そこで西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、「姿勢の改善」と姿勢の改善に必要な「筋力の強化」「柔軟性の向上」を椎間板ヘルニアの患者様を施術する際のポイントとしています。
筋力を強化することで、正しい姿勢を保てるようになり、身体全体を使えるようにすると、椎間板の劣化の防止や日常生活、仕事などでの局所にかかるストレスが減り、ヘルニアを予防することができます。
また、柔軟性を向上させることで、関節可動域の改善が期待できます。
関節可動域が改善すると、各関節が持つ役割を果たせるようになり、首や腰にかかる負担が軽減されると考えられます。
しかし、原因や症状は患者様によって様々です。
西多摩郡瑞穂町あい整骨院では、細かな問診や視診、動診、徒手検査などで椎間板ヘルニアによる症状を見つけ、確認していきます。
そして、椎間板ヘルニアの改善ができるよう、徒手施術やストレッチ、トレーニングなど、患者様ひとりひとりに合わせたプランを考え、施術を行っていきます。
辛い椎間板ヘルニアの症状を、私たち西多摩郡瑞穂町あい整骨院と一緒に根本改善していきませんか。お気軽にご相談ください。
あい整骨院 患者様の声
H・M様
お問い合わせ
【腰・膝・足】